投稿者:shunei

ツエーゲン金沢観戦記① vs JEFユナイテッド市原・千葉

– 2018年7月15日

世界がワールカップ決勝に沸いた数時間前

京葉線の果ての果て・蘇我で

ワールドカップに負けない熱い試合が繰り広げられていた・・・

明治安田生命J2リーグ

ツエーゲン金沢 vs JEFユナイテッド市原・千葉

石川県に生まれ、18歳まで育ち、大学は関西で4年、社会人となり関東で5年目。 ふるさと不足の解消手段のない私は、深刻なふるさと不足に陥っていた。

同じくふるさと不足にあえぐ故郷の友と私は地元チーム・ツエーゲン金沢の応援へ解消の活路を求めたのだった。

会場のフクダ電子アリーナの最寄・蘇我駅では早速戦いのムードが。 ツエーゲンはアウェーなので、サポーターは疎らかと思っていたが、赤いユニフォームを纏った人たちも多かった。きっと彼らも、深刻なふるさと不足を抱えながらこの蘇我の地に来ているに違いない。心の中で、彼らを同志と呼ぶことにした。

千葉の地で掲げられる「Zweigen KANAZAWA」の旗🚩

 

試合は前半開始早々に動いた。

13‘ 相手ディフェンスを華麗にかわした 宮崎 幾笑 選手のゴールでツエーゲンの先制!

その後、金沢1-0千葉 のスコアで前半の45分が経過。残すはアディショナルタイムだが、誰もがこのまま金沢ペースで試合を折り返すと思っていた。

 

 

しかし…

 

 

前半アディショナル(45+1’)

コーナーキックから千葉の得点。

▪金沢 1-1 千葉

で前半終了。

さらに後半開始直後。

50‘, 55‘ にセットプレー・再びコーナーキックで続々と得点を許す。

▪金沢 1-3 千葉

ホーム千葉の応援スタンドは大盛り上がり。一方で、初めは千葉の歓声にも負けないくらいの応援を見せていたアウェー金沢サイドの観客席は、いつのまにか声のトーンが落ちていた。

思えば、石川県はこういうパターンが多い。

・高校野球史に語り継がれる 星稜vs箕島(ものすごい延長の上、エラーで失点。惜敗。)

・これも高校野球史に語り継がれる松井秀喜5打席連続敬遠(県民激怒の種)

・高校サッカー決勝 星稜vs 富山第一(北陸同士の決勝戦・星稜リードで後半45分を迎えるも、アディショナルタイムで逆転)

またこのパターンか…

トーンが下がる応援を見ながらそんなことをぼんやり考えていると、1人の男が動き出した。 それはピッチの中でも、ゴール裏最前列にいる応援団の中でもなく、私の数席横に座っていたH君だった。

 

彼は応援の中央部へ移動し、

「こっからやぞーーーー!

まだいけっぞーーーーーーーーー!」

と声をあげ、応援歌を歌い始める。

彼に呼応するように、アウェー金沢の応援席が沸き出す。

そして、その熱量は増し、相手選手にすらプレッシャーをかける。

 

74‘ 千葉のオウンゴール

▪金沢 2-3 千葉

 

この得点から勢いを取り戻したツエーゲンは、さらに攻撃を緩めず。

 

76‘  マラニョン 選手が、サイドからのパスをスピード勝負に競り勝ちゴール

▪金沢 3-3 千葉

ドローまで追いついた。今までの石川県の負のジンクスを簡単に打ち破った。

 

 

そして後半アディショナル

 

 

90+3‘ ツエーゲン金沢・PKのチャンス

 

 

 

 

マラニョン 選手が見事に相手ゴール中央を狙い、ゴールネットを揺らした。

ツエーゲン金沢の素晴らしい逆転勝利。

 

正直、アドレナリンが出まくりで終盤は記憶があいまいだ。それくらいの興奮があった。 受け狙いではなく、本当にワールドカップよりも見応えのある試合だった。

 

 

ふるさと不足の解消はもちろん、スポーツ観戦(しかも生)特有の興奮や熱気。 こんなに楽しい経験をスタジアムではできる。

 

これを読んだ皆さんも是非、ツエーゲン金沢にどっぷりとハマってほしい。

 

ちなみにツエーゲンの次戦は同じく関東で、町田ゼルビア戦である。

筆者は都合により観戦できないが、千葉戦を一緒に見た旧友は観戦に行くそうだ。

 

町田ゼルビア戦のレポートも乞うご期待!